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歯科用CTで「見える化」する精密診断

2026/07/14

「インプラント手術って、本当に安全に受けられるの?」

「神経を傷つけたり、血管を傷つけたりするって聞いて怖い…」

「医院によって治療の精度に差があるのでは?」

インプラント治療は外科手術を伴うため、医院ごとの設備や技術レベルが治療結果に大きく影響します。特に近年、安全性を大きく左右するキーとなっているのが「歯科用CT」です。

八王子みなみ野のはちじょう歯科医院では、最新の歯科用CTを完備し、患者様一人ひとりに合わせた精密な治療計画を立てています。

この記事では、歯科用CTがインプラント治療においてどのような役割を果たすのか、従来のレントゲンとの違い、そして「精密な見える化」がどのように安全な手術につながるのかを、わかりやすく解説します。

1. 歯科用CTとは?従来のレントゲンとの違い

「歯医者さんでレントゲンを撮ったことはあるけれど、CTは何が違うの?」と疑問に思われる方も多いかもしれません。

CTは「3次元」で立体的に見られる

🔍 「2次元の写真」と「3次元の立体画像」の違い

従来のレントゲンは、1方向から撮影した「2次元の写真」です。一方、歯科用CTは、お口の中をぐるりと360度回転しながら撮影し、立体的な「3次元の画像」を作り上げます。これにより、骨の中の様子や神経の位置、血管の走行などを、あらゆる角度から正確に確認できるようになります。

レントゲンとCTの比較

比較項目 従来のレントゲン 歯科用CT
画像の次元 2次元(平面) 3次元(立体)
骨の厚み・幅 わからない 正確に測定可能
神経・血管の位置 不鮮明 3次元で正確に把握
病変の発見 大まかな確認 細部まで詳細に確認
インプラント診断 情報が不十分 必須レベルの精密診断

このように、インプラント治療においては、CTでの精密診断が「必須」と言えるほど重要な役割を果たしています。

2. 歯科用CTがインプラント治療で果たす4つの役割

では、インプラント治療において、歯科用CTは具体的にどのような役割を果たすのでしょうか。4つの重要な役割をご紹介します。

✨ 役割① 顎の骨の厚み・高さ・密度を正確に測定

インプラントは顎の骨に直接埋め込むため、骨の量と質を事前に正確に把握する必要があります。CTでは、骨の厚みや高さ、密度までミリ単位で計測でき、「埋入できるインプラントの長さ・太さ」「骨造成が必要かどうか」を正確に判断できます。

✨ 役割② 神経・血管の位置を立体的に把握

下あごには「下顎神経(かがくしんけい)」という重要な神経が走っており、上あごには「上顎洞(じょうがくどう)」という大きな空洞があります。これらの位置を正確に把握できれば、神経を傷つけたり、上顎洞に穴を開けたりするリスクを大幅に減らせます。CTがなければ、これらの位置を「だいたいの予測」で判断するしかありません。

✨ 役割③ シミュレーションで最適な埋入位置を計画

CT画像を専用ソフトに取り込むことで、「どの位置に、どの角度で、どの深さまでインプラントを埋め込むか」をパソコン上でシミュレーションできます。事前に最適な治療計画を立てられるため、手術当日の精度と安全性が格段に高まります。

✨ 役割④ 治療内容を患者様に「見える化」して説明

CT画像は、患者様への説明にも大きな効果を発揮します。立体的な画像を一緒に見ながら、「ここに骨が足りない」「この位置に神経が通っている」とご説明することで、患者様にも納得して治療を受けていただけます

3. CTがなければわからない「3つのリスク」

もし歯科用CTを使わずにインプラント治療を行った場合、以下のようなリスクが発生する可能性があります。

⚠️ リスク① 神経損傷(しびれが残る可能性)

特に下あごの奥歯付近には太い神経が走っており、これを誤って傷つけると、唇や顎の周辺に「しびれ」が残ってしまう恐れがあります。神経の位置は人によって異なるため、CTでの3次元的な確認が不可欠です。

⚠️ リスク② 上顎洞穿孔(じょうがくどうせんこう)

上あごの奥には「上顎洞」という大きな空洞があります。インプラントを埋め込む際にこの空洞に突き抜けてしまうと、副鼻腔炎などの合併症を引き起こす可能性があります。CTでは上顎洞までの距離を正確に測定できるため、このリスクを事前に防げます。

💡 あわせて読みたい

手術の安全性に加えて、治療後の保証制度も大切な判断ポイントです。
📖 インプラントの保証期間とその平均について

⚠️ リスク③ インプラントの早期脱落

骨の量や質を十分に把握せずにインプラントを埋め込むと、骨としっかり結合せず、早期に脱落してしまうことがあります。せっかくの治療が無駄になり、再治療には大きな負担が伴います。

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4. はちじょう歯科医院のCT精密診断の流れ

当院でのCTを用いた精密診断は、以下のステップで進めていきます。

STEP 1

初診カウンセリング

プライバシーに配慮した個室で、患者様のお悩みやご希望をじっくりお伺いします。インプラント治療に対する不安や疑問は、なんでもお聞かせください。

STEP 2

歯科用CT撮影

最新の歯科用CTで、お口全体を立体的に撮影します。撮影時間はわずか10〜20秒程度で、痛みは一切ありません。

STEP 3

CT画像をもとに精密診断

骨の量・神経の位置・上顎洞までの距離など、あらゆる角度からお口の状態を確認。インプラント治療が可能かどうか、最適な治療計画を立てるための情報を集めます。

STEP 4

画像を見ながら丁寧にご説明

CT画像を一緒に見ながら、現在のお口の状態と治療の進め方をわかりやすくご説明します。メリットだけでなくデメリットやリスクも隠さずお伝えし、患者様が深く納得された上で治療を進めます。

STEP 5

治療計画の決定

患者様のご納得を得てから、最適な治療計画を確定します。費用や期間についても明確にお伝えし、安心して治療をスタートいただけます。

💡 あわせて読みたい

特にご高齢の方は、持病との兼ね合いなど、より精密な診断が必要になります。
📖 ご存じですか?老後のインプラント治療の注意点とリスクについて

5. CT撮影の被ばく量はどのくらい?安全性について

「CTって医科で使うイメージで、被ばく量が多いのでは?」とご心配される方もいらっしゃいます。ご安心ください。

歯科用CTは医科用CTより圧倒的に少ない被ばく量

📊 自然放射線レベルの安全性

歯科用CTの被ばく量は、医科用CTのおよそ10分の1から50分の1程度とされています。これは、日常生活で1年間に浴びる自然放射線(約2.4ミリシーベルト)の数分の1〜10分の1程度であり、健康への影響はほぼないと考えられています。

「撮影しないリスク」のほうがはるかに大きい

⚠️ CTを撮らない方がリスク大

インプラント治療において、CTを撮らずに手術するリスク(神経損傷など)と比べれば、CT撮影の被ばく量によるリスクは無視できるレベルです。安全な治療のためには、CTでの精密診断は欠かせないステップです。

※参考:日本歯科放射線学会

6. まとめ:精密診断は「安全への投資」です

この記事の重要なポイントをまとめます。

✅ この記事のポイント

✓ 歯科用CTは3次元で骨や神経の位置を正確に把握できる装置です

✓ インプラント治療においてCT診断は「必須」と言えるほど重要です

✓ CTがあれば神経損傷・上顎洞穿孔などのリスクを大幅に回避できます

被ばく量は自然放射線レベルで、健康への影響はほぼありません

インプラント治療を選ぶ際は、
「CT完備かどうか」を必ずチェックしてください。

はちじょう歯科医院では、最新の歯科用CTを完備し、すべてのインプラント症例で精密な3次元診断を行っています。「他院でインプラントを検討しているけれど不安」という方のセカンドオピニオンとしてのご相談も歓迎しています。

あなたとご家族の大切な歯のために、「見える化」された安全な治療をご提供いたします。少しでも気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

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【この記事の執筆者】

はちじょう歯科医院 院長

佐藤 剛(さとう ごう)

八王子みなみ野駅すぐのはちじょう歯科医院 院長。
補綴学にて歯学博士を取得し、明海大学の非常勤助教として後進の指導にもあたっています。

かぶせ物・入れ歯・インプラントなど「噛む機能の回復」を専門とし、お子様の小児歯科から、ご高齢の方のインプラント治療まで、ご家族皆様で安心して通っていただける「お口のなんでも屋さん」を目指しています。新しい知識や技術の習得にも熱心で、休診日も勉強会に参加し、常に最先端の歯科医療をお届けできるよう研鑽を続けております。

【資格・所属】
・歯学博士(補綴学)
・日本補綴歯科学会 補綴認定医
・明海大学 非常勤助教

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