ホワイトニング
WHITENING
歯に色が着く原因は?
歯に色が着く原因は、主に次の5 つがあります。
肌や髪の色のように歯の色も一人ひとり違います。生まれつき歯が黄色い方もいます。
年をとると肌や身体の機能だけでなく、歯も変化していきます。エナメル質という歯の表面がだんだん薄くなったり、象牙質という内側の層が年齢とともに黄色く変化していくため、歯が黄ばんで見えるようになります。
コーヒーや紅茶、カレーなど色のある食べ物やタバコは徐々に歯に色を着けます。こまめな歯磨きで予防できますが、少しずつ色は沈着するので歯磨きで取ることは難しくなります。
母親のお腹にいた時から幼少期までにテトラサイクリン系抗生物質を大量にとると、歯が灰色や黄色になったり、茶色の線が入ることがあります。
初期の虫歯は白くにごった色になります。そのまま放置しておくと穴があき黒色になります。
ホワイトニングができない人は?
年齢や歯や身体の状態によってはホワイトニングできない場合もあります。次のような方は注意が必要です。まずは歯科医とよく相談しましょう。
冷たいものや甘いものがしみるなど初期虫歯の症状があったり現在治療中の方は、まずは虫歯の治療を優先させましょう。
ホワイトニングの薬剤は、乳歯から永久歯に生え替わる子どもへの影響について詳しい研究がありません。当医院のホワイトニングは14 歳以上が対象です。
歯を白くするために薬剤を使用しますが、妊娠中や授乳による影響については安全性が確認されていません。妊娠中や授乳中の方は避けたほうがよいでしょう。
喘息などの呼吸器疾患、無カタラーゼ症や光線過敏症の方は、その病気の特性からホワイトニングにリスクがあります。まずは歯科医院にご相談くださいませ。
歯ぎしりがある方は、マウスピースを破損するリスクがあるためホームホワイトニングは難しいでしょう。また歯ぎしりがある方は見えないヒビなどがあり、薬剤がしみることがあります。
歯ぎしりの程度にもよりますので、歯科医にご相談ください。
ホワイトニングは自然の歯を白くする技術です。入れ歯や差し歯など人工の歯を白くすることはできません。人工の歯の色が気になる時は、歯科医にご相談ください。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングは、3 種類の方法があります。オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングです。
歯科医院で行うホワイトニングです。ホームホワイトニングよりも高い濃度の薬剤を塗り、光を当てる方法です。ほとんど1 回の施術で白くなりますが、繰り返すことで効果が高くなります。短期間で効果が出ますが、白さの持続はホームホワイトニングよりも短いことが多いです。
自宅で行うホワイトニングです。オフィスホワイトニングより低い濃度の薬剤をいれたマウスピースを決められた時間はめる方法です。マウスピースの作成などで通院は必要ですが、就寝時間にはめるなど自分で管理できます。効果が出るまでに2 週間程度かかりますが、白さの持続はオフィスホワイトニングよりも長めです。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを合わせた方法です。短期間で白くし、白さを長く持続させることができます。
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