顎関節症
JAW JOINT
顎関節症の主な症状3 つ
顎関節や咀嚼筋に炎症や神経への刺激があるため、痛みが出ます。
顎関節にズレがあるため、口を大きく開けることができなくなります
顎関節に変形やズレがあるため、あごを動かす時に引っかかったりこすれたりして音がなります。
顎関節症かも?
あごに違和感があったら顎関節症になりかけているのかもしれません。次のような症状があったら顎関節症を疑い、歯科医院を受診しましょう。
顎関節症の原因は?
顎関節症の原因は、ひとつではないと言われています。もともと関節が弱い、かみ合わせが悪い、歯ぎしりをする、左右差のある癖など様々な要因が重なり、顎関節に限界がきて症状が出始めます。
顎関節症の治療
顎関節症の主な症状(あごの痛み・口が開かない・あごを動かすと音がする)のうち1 つでも症状があり、顎関節症以外の病気がなければ顎関節症と診断します。
まずは問診で、患者様からあごの状態や痛みの程度などを詳しくお聞きします。その後あごの動きや痛みの検査、レントゲン撮影を行います。必要であれば、MRI 検査など他の検査をすることもあります。
治療期間
顎関節症の症状の程度によりますが、1~3 か月程度です。
薬物治療
痛みがあれば痛み止めや炎症を抑える薬が処方されます。薬をのむだけで炎症がなくなり治るケースもあります。
スプリント(マウスピース)治療
歯ぎしりやかみ合わせの悪さがある場合、患者様一人ひとりに合わせて作ったマウスピースをはめて、正しい顎関節の位置で過ごします。マウスピースをすることによって顎関節の負担が軽くなります。
日常生活の改善
すでに痛みなどの症状がある場合悪化させないために、あごを安静に保ちます。硬い食べ物や長時間の食事を避けたり、上と下の歯をつけないように意識して過ごします。
また顎関節症の原因はひとつではないため、薬物療法などと合わせて生活習慣を見直す必要があります。次のような生活習慣が関係あると言われています。
うつぶせ寝
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足組み
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頬杖
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猫背
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左右差のある噛み癖
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歯を食いしばる癖
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